せたログ

主に自転車の旅について,不定期投稿します

GW東北一人旅day02

山形県鶴岡市に住む友人宅で目が覚める。

2019年4月27日。東北ツーリング2日目の朝だ。

続・悪天候ライド

朝から雨風ひどかった。

昨日より天候が悪化している。寒い。

どうしても走る気持ちにはなれない。

輪行するかなあ、でも甘えたくはないよなあと悩みながらスマホを眺める。

秋田駅前の東横インを予約した。

どう考えてもしっかり濡れて凍える1日になるのだから、あたたかいところで眠りたいし、ギアは広げて乾かしておきたい。

高くついたが仕方がない。秋田市まで走って屋根のあるところで眠る。

あわよくば美味しい地酒をいただく。きりたんぽも食べたい。

それだけが今日のモチベーションなのだ。

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レインウェアを着て、友人に道案内してもらって走り出す。

気温1桁の雨は体にも精神にもくるものがある。

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向かい風、横殴りの雨、こごえる体。私はどうして走ってるんだろう。

シーサイドツーリングってこんなにつらかったっけ。

遮るものがないから風が容赦なく吹き付ける。

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グローブも中まで水が染みてしまい冷たいだけなので、外してしまった。

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せめてもの観光に、酒田市の山居倉庫。

趣のある倉庫群と木製の橋が良い雰囲気だった。

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雨は降ったり止んだりしながら、じわじわと体力を奪う。

強い向かい風がずっと吹いている。

秋田市はまだ遥か彼方。心が折れそうになる。

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青看板に青森県を捉えた。

まだまだ先だけれど、着実に北へ進んでいる。

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お昼は道の駅鳥海にて牡蠣丼。

あたたかいご飯が何よりおいしかった。

今日は何も見えないが、晴れていればたっぷりと雪を蓄えた独立峰鳥海山が見えたのだろう。

秋田県

国道7号線をひたすら北上してゆくと、秋田県に入った。

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このあたりは桜の花びらが散って、葉桜の季節らしい。

もっと北上していけば、満開の桜に出会えそうだ。

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由利本荘の市街を抜けたら、あとはずっと日本海を臨む一本道。

「晴れていれば」という思いは拭えないが、十分良い景色だ。

雨は次第にあがってゆく。

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荒涼とした風景が延々と続く。

冬場の日本海はずっとこんな天気なのだろうか。

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夕暮れにようやく太陽がほんの少しだけ顔を見せてくれた。

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夕陽を拝んだ海辺に、ひっそりと日本ロケット発祥記念之碑があった。

今から約65年前にこの地で日本最初のペンシルロケットが高度600mまで飛び立ったらしい。

空への浪漫が詰まった場所だ。

ja.wikipedia.org

明日に少しだけの希望を託してあとはナイトラン。

秋田駅に到着したのはすっかり日が暮れて暗くなった20時ごろだった。

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体は冷え切って震えていた。

酒を飲みたい。とびきり美味い酒を。

かまどやという居酒屋へきりたんぽを求めてゆく。

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今日も悪天候の中、よく走った。

お疲れ様と自分の体を労う。酒が美味いなあ。

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蛇口から日本酒がでてくる珍しいお店だった。

夢がある。幸せだ。諦めずに走ってきてよかった。

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夜はびしょ濡れのギアを床に広げて乾かし、風呂場で服を洗って乾燥機にかけた。

素手で洗濯物を思い切り絞っていたら指の皮がむけた。

明日からようやく晴れるらしい。なまはげ求めて男鹿半島へ。

3日目へつづく